はじめに
大分県の小京都と呼ばれる日田市。豊かな自然と歴史ある街並みが魅力的なこの街を、1泊2日の車中泊旅行で巡ってきました。「進撃の日田」と名付けたこの旅では、名所巡りはもちろん、地元グルメや温泉も堪能。その魅力をたっぷりとお伝えします。
1日目:熊本から日田へ
旅の始まりは少し遅めの昼頃。熊本を出発し、雨の中を日田へと向かいました。生憎の天気でしたが、それも旅の風情。車窓から流れる景色を楽しみながら、日田への期待が高まります。
いいちこ日田蒸留所見学
到着後、まず向かったのは大分の代表的な焼酎「いいちこ」の蒸留所。雨の中でしたが、製造過程を丁寧に説明していただき、日田の水の良さを実感しました。焼酎造りにおける水の重要性や、地域の歴史と密接に結びついた酒造りの文化について学べ、非常に興味深い体験となりました。
日田名物「やきそば」を堪能
地元で人気の「えこう」で、日田名物のやきそばを味わいました。カリカリとした麺の食感が特徴的で、この日はソース味を試してみました。雨に濡れた後だったので、熱々のやきそばが体に染み渡りました。
夜明薬湯温泉で癒しのひととき
1日目の締めくくりは、夜明薬湯温泉での入浴です。650円という手頃な価格で、日田の名湯を堪能しました。雨の一日の疲れを癒すのに最適で、温泉の効能を肌で感じながら、明日への活力を蓄えることができました。
車中泊の夜
宿泊は道の駅みやまでの車中泊。新たに導入したタイヤスロープのおかげで、快適な睡眠環境を確保できました。雨音を聞きながらの車中泊は、意外と風情があるものです。窓の外の雨粒を眺めながら、1日目の体験を振り返るひと時も格別でした。
2日目:晴れ渡る空の下で
2日目は天気が回復。晴れ渡る空の下、日田の魅力を存分に楽しむことができました。
浮羽稲荷神社の絶景
朝一番に向かったのは浮羽稲荷神社です。晴れ渡った空の下、神社からの眺めは息をのむほどの美しさでした。赤い鳥居と緑豊かな田園風景のコントラストが印象的で、まさに絶景と呼ぶにふさわしい光景でした。朝日に照らされた神社の佇まいは、神秘的な雰囲気を醸し出し、旅の始まりを飾るのにぴったりでした。
進撃の巨人 大山ダム銅像
旅のハイライトの一つ、大山ダムの巨人銅像。迫力ある放水と相まって、圧巻の光景でした。進撃の巨人ファンにはたまらないスポットです。晴天の下で見る銅像と放水のコントラストは、前日の雨天とは打って変わって壮観でした。
城乃井温泉で旅の締めくくり
旅の最後は城乃井温泉での入浴です。前日の夜明薬湯温泉とは異なる泉質を楽しみながら、2日間の旅の疲れを癒しました。特に城乃井温泉からの眺めは絶景で、心身ともにリフレッシュできました。2つの温泉の違いを楽しみながら、日田の自然の恵みを肌で感じることができました。
まとめ
「進撃の日田」旅行は、天候の変化も含めて、日田の多様な魅力を体験できる素晴らしい旅となりました。車中泊という自由な旅のスタイルで、観光地巡りだけでなく、地元の味や温泉も堪能。わずか1泊2日でしたが、日田の魅力を十分に感じることができました。雨の日と晴れの日、それぞれの日田の表情を楽しめたのも、この旅の醍醐味でした。特に浮羽稲荷神社からの絶景は、この旅の忘れられない思い出となりました。
次回の楽しみ:今回は時間の都合で訪れることができなかった豆田町商店街。江戸時代の風情が残る街並みを散策し、歴史ある建物や地元の商店を巡りながら、日田の魅力をさらに深く探りたいと思います。季節を変えて再び訪れる際には、ぜひこのスポットを組み込みたいですね。
総支出:7,390円(ガソリン代覗く)
※この金額で豊かな体験ができるのも、車中泊旅行の魅力の一つですね。天候に左右されず、柔軟に計画を変更できる車中泊の利点を存分に活かした旅となりました。